よーすろう、それは自由奔放な語り手

現役文系大学生が語りに語る場

世界名作劇場 レ・ミゼラブル少女コゼットの衝撃

レ・ミゼラブル 少女コゼット 1 [DVD]

レ・ミゼラブル 少女コゼット 1 [DVD]


しばらく記事更新が遅れていましたが、ここでぽいっと投下。

この作品を初めて視聴したのはいつごろだっただろうか。おそらく初見は2008年くらい。当時アニマックスというアニメ専門チャンネルでたまたまテレビをつけたところ放送していたことがきっかけだった。
微妙なネタバレを挟んでいくがご了承願いたい。
何を隠そうこのアニメ、序盤のインパクトが強すぎるのである。まさに悲劇、目を背けたくなるようなシーンが序盤には特に多い。当時小学生だった私は衝撃を受け、ここから悲劇作品にのめり込んだと言っても過言ではなかったのかもしれない。それ位に影響力のある作品だと思っている。

ただ、どうやら世界名作劇場ファンにとっては絵が不評だそうである。現代っ子の私には特に違和感は無かったが、そこら辺はどうなのであろう。その点は人を選ぶのかもしれない。

さて、では題名にある通り何が私にとって衝撃だったか、微妙なネタバレを挟んでいくとは書いたが具体的なネタバレは控えて抽象的なネタバレで大体の雰囲気を表現して伝えることが出来れば幸いだ。

原作はフランスの文学小説で、アニメ化に至って母親と娘のファンテーヌ、コゼットへスポットを当てている。
ひたむきに生きる人間の不幸ほど辛いものは無い。この2人はとある宿屋夫婦に騙され、離れ離れに暮らすことになる。母は預けてある娘のために働き、娘は遠くで働く母を想いながら迎えを待つ日々である。

安い感動など要らない。目の肥えた方ならそう思うだろうが、どうか1度視聴してみて欲しい。リアルタイムで放送されたのは2007年らしいが、そこまで有名なものでは無い。個人的には隠れ名作だと思っている。